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「ずれ」に関する情報置き場

もくじ
jubeat_analyserにおいて「ずれ調整」に役立つ機能一覧
「ずれ」トラブルシューティング(フローチャート)
「シーク時に生じるズレ」について

jubeat_analyserにおいて「ずれ調整」に役立つ機能一覧


●手動ズレ調整
[効果]
ジャストタイミングの「時刻」をずらします。一番ふつうの意味での「ズレ調整」です。
数字を大きくすると「時刻」が遅くなります。
テキスト譜面の「オフセット」(o=)の値を変更するのと同じ効果が得られます。


[設定方法]
・譜面再生画面のオプションで「ずれ調整バー」をクリックして変更
・譜面再生画面の「環境設定/判定分布」ウィンドウで、テキストボックス内に数値を直接入力
・譜面再生画面で Ctrl+(プラスorマイナス) キーで +5ms/-5ms ずつ変更
※ 設定中は、画面の隅っこの方に [zure = **] と表示されます
※ 新たな譜面を再生開始する度に 0 にリセットされます (例外:hozonzure機能使用時(下記))



●マーカーの見た目のみのズレ調整
[効果]
マーカーの見た目のみをずらします。
つまり、マーカー画像ファイルを編集して何フレームかずらした場合と同じ効果が得られます。
(プレーする際のジャストタイミングの「時刻」は変化しません。)


[設定方法]
・譜面再生画面の「環境設定/判定分布」ウィンドウで、テキストボックス内に数値を直接入力
※ 設定は保存されます




●ハンドクラップオフセット
[効果]
ハンドクラップ音のタイミングのみをずらします。
つまり、ハンドクラップ音の波形を編集して時間軸方向にそのままずらした場合と
同じ効果が得られます。
(プレーする際のジャストタイミングの「時刻」は変化しません。)


[設定方法]
・譜面再生画面の「環境設定/判定分布」ウィンドウで、テキストボックス内に数値を直接入力
※ 設定は保存されます



●入力のラグ
[効果]
時刻 t にキーが押された際に、時刻 t ではなく時刻 t-a にキーが押された扱いに
してしまうオプションです。

[設定方法]
・譜面再生画面の「環境設定/判定分布」ウィンドウで、テキストボックス内に数値を直接入力
※ 設定は保存されます




●自動ズレ調整
[効果]
譜面をプレー中に、「手動ズレ調整」を自動的に調節していく機能です。
ここまでのプレーの出来栄え (というか早グレ・遅グレなど) から算出される
適切な「手動ズレ値」に手動ズレ調整を自動で変更していきます。

[設定方法]
・譜面再生画面のオプションで「自動ズレ調整」のチェックボックスをオンにする
・選曲画面のセッティングにて、AutoAdjust パネルを押す
※ 設定中は、画面の隅っこの方に [AUTO ADJUST] と表示されます

※ 注意点として、@ 判定のずれがあまりに大きい場合(±100ms以上)、A マーカーを「目押し」に
頼りきってプレーしている場合、B マーカーの速度に手が十分に追いつけていないような場合、には、
不向きな機能と思われます。)



●hozonzure
[効果]
・設定しておくと、新たな譜面を再生開始時に、手動ズレ調整の値が
(0ではなく) この値にセットされます。

[設定方法]
・ini.txt の hozonzure の値を書き換えて保存する (analyser非起動時が推奨)



●offsetshifter
[効果]
テキスト譜面たちのオフセット値を一括で(定数ずつ)ずらすことができます。
[設定方法]
offsetshifter.exe を起動(付属のreadmeをお読みください)


●半自動的にオフセット変更
(選曲画面モード時)プレー終了後のリザルト画面で、
「オフセットずらし」のチェックボックスをオンにして、
その下の入力枠に (オフセットの)ずらし幅(ms) を入力しておくと、
選曲画面に戻る際に、今回プレーした譜面テキストのオフセット値が自動的に変更されます。


「ずれ」トラブルシューティング(フローチャート)

ずれが生じているときに、どのズレ調整をいじればよいか、判断する目安となるフローチャートを作ってみました。
左上から矢印をたどってください。赤矢印が"YES", 青矢印が"NO"です。
参考までにどうぞ。
※「音楽つき再生」をしている最中に「ずれ」を感じた、という状況を想定しています。
※オートプレイ中、マーカーの判定エフェクトの出始めタイミング(つまり、マーカー画像が
 エフェクト画像に切り替わるタイミング)が、マーカーの「ジャストタイミング」よりも
 少し遅れているように見えてしまうのは、仕様です。そういうものです。
※プレーしてて、遅グレ(SLOW)ばかり出る場合は、ずれの問題ではなく、
 「マーカーが素早すぎる」(ミラーボールマーカー状態)ことが問題かもしれません。
 その場合は、マーカーを変更するか、譜面再生画面オプションの「マーカー時間幅」を少しだけ長くしましょう。





「シーク時に生じるズレ」について


一時停止やシークなどで、曲の(最初ではない)途中から再生を行った場合にズレが生じる場合があります。
このようなズレを、ここでは「シーク時に生じるズレ」と呼ぶことにします。

これが生じるかどうかは、再生している音楽ファイルによって決まるようです。
一部の音楽ファイルでは、これが、シークのたびに(ほぼ)毎回生じてしまいますし、
一部の音楽ファイルでは、これが(ほぼ)生じません。


つまり、「ずれに弱い音楽ファイル、強い音楽ファイル」がある、ということです。


最近は、mp3ファイルの「ID3v2タグ」が、ずれへの強さや弱さと関係があると言われています。

@「ID3v2タグ」がついていないmp3ファイルは、ズレにとても強いです(現在知る限り、必ずです)。
A「ID3v2タグ」がついていても、短い(数十バイト程度)場合は、ズレに強い場合が多いです(ただし必ずではありません)。
B長い(1KB以上の)「ID3v2タグ」がついていると、ズレに弱い場合が多いです(ただし必ずではありません)。

mp3ファイルに「ID3v2タグ」がついているかどうかは、簡単に調べることができます。
調べたいmp3ファイルをテキストエディタ(勿論バイナリエディタでも可)で開き、最初の3文字が "ID3" となっていれば、ID3v2タグがついています。

したがって、ズレに弱いmp3ファイルをズレに強いmp3ファイルにするためには、ID3v2タグを削除すればよさそうですが、
削除の前後で、オフセット(o=)の最適な値が大幅に変化してしまう場合が結構あります。その場合は、面倒ですが再調整してください。

※(注意) 冒頭の "ID3" (の3文字) を削除するだけでは、ID3v2タグを削除したことにはなりません。むしろ mp3 ファイルが壊れて
 再生できなくなる恐れがあります。タグの編集や削除には、音声ファイル編集ソフトなどを使ってください。

※(参考) 以前は、ずれに弱い音楽ファイルを「再エンコード」するとずれに強くなることがある場合が多いと言われていたのですが、
 これも、再エンコードの前後でID3v2タグの内容が変化したためではないかと思われます。

※(非推奨、あくまで実験用!) 譜面テキストの冒頭部分に
#jampo 1
という行を書いておくと、譜面読み込み時に、音源ファイル(mp3) のID3v2タグを削除したファイルを一時的に作成し、それを読み込みます
(元の音源ファイルは変更されません)。このコマンドはあくまで実験用です。今後、非対応になる可能性がそれなりに高いです!
(jampo = jubeat_analyser music preprocessing option のつもり)
(一時的な音源ファイルは、tmp フォルダ内に ~.mp3 という名前で保存されます)

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