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3連符や32分音符の書き方、その他

(14/6/29)

1列形式の場合


16分音符の刻みに乗っかっていないようなノーツ(たとえば3連符や32分音符、あるいは微ズレなど)を配置したいときに、
次の機能を用います。


テキスト譜面中に


*(全角文字):(数字)


という行を書いてやると、
(全角文字)が表すタイミングを(数字)拍目に設定してやることができます。(ただしここでは小節の頭を「0拍目」として数える)

これだけではなんのこっちゃかもしれません。以下で解説します。



●最初の状態では

*@:0	//1拍目の頭
*A:0.25
*B:0.5
*C:0.75
*D:1	//2拍目の頭
*E:1.25
*F:1.5
*G:1.75
*H:2	//3拍目の頭
*I:2.25
*J:2.5
*K:2.75
*L:3	//4拍目の頭
*M:3.25
*N:3.5
*O:3.75

となっています(この16行を譜面の最初に書いても、なにも影響が起きない)。




●たとえば、ある小節で、本来よりもHをほんの少し遅らせて配置したい(つまりHに微ズレを仕込みたい)と
なったとしましょう。
その時は、その小節の頭に

*H:2.1

などと書いてやればいいわけです(この場合、2.1 - 2 = 0.1拍、つまり1拍の1/10の長さだけ遅れることになる)

この「定義文」は小節を越えても効力を持つので、次の小節の頭で

*H:2

と忘れずに書いてやる必要があります(そうしないと、以降のHすべてに微ズレが仕込まれてしまいます)。


[例]
-----------------
*H:2.1
@BDF
NLJH
□□□□
□□□□
----------
*H:2
□□□□
□□□□
@BDF
NLJH
-------------------

この例では「タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ」の
5番目の「タッ」のみがわずかに遅めに配置されます。いやな譜面ですね。



●3連符を配置したい場合は、たとえば譜面の最初(1小節目の直前)に

*1:0	//1拍目の頭
*2:0.333
*3:0.667
*4:1	//2拍目の頭
*5:1.333
*6:1.667
*7:2	//3拍目の頭
*8:2.333
*9:2.667
*10:3	//4拍目の頭
*11:3.333
*12:3.667

//("1"〜"9"は全角、"10"〜"12"は半角)

と書いておけば、これらの文字を3連符としていつでも用いることが出来るようになります。

(1と@、4とD、7とH、10とL のタイミングが同じであることに注意)


[例]
-------------
(上の12行を書いたうえで)
□□□□
□□□□
@□□B
D56H
-------------
この例では「タッタッ タタタ タン」となります(タッタッは8分音符、タタタは3連符)。



●上の3連符の例とまったく同様にして、32分音符や24分音符(16分3連のこと)も配置できます。
例えば、32分音符は

*1:0	//1拍目の頭
*2:0.125
*3:0.25
*4:0.375
*5:0.5
*6:0.625
*7:0.75
*8:0.875
*9:1	//2拍目の頭
*10:1.125
*11:1.25
*12:1.375
*13:1.5
*14:1.625
*15:1.75
*16:1.875
*17:2	//3拍目の頭
*18:2.125
*19:2.25
*20:2.375
*21:2.5
*22:2.625
*23:2.75
*24:2.875
*25:3	//4拍目の頭
*26:3.125
*27:3.25
*28:3.375
*29:3.5
*30:3.625
*31:3.75
*32:3.875

と冒頭で定義しておけば良いでしょう。

(曲中で1箇所くらいしか32分音符が出てこないのであれば、
その直前あたりで、
*A:1.375
みたいに「実際に出現するタイミング」だけを定義してしまう方が手軽かもしれません。)




●なお、上の3連符や32分音符の例で既に使われていますが、(全角文字)の部分に(半角文字2つ)を用いることも出来ます。



●そのため、「テキスト譜面中に全角文字を使いたくない(あるいは使えない)」という場合は、
たとえば譜面の最初に

* 1:0
* 2:0.25
* 3:0.5
* 4:0.75
* 5:1
* 6:1.25
* 7:1.5
* 8:1.75
* 9:2
*10:2.25
*11:2.5
*12:2.75
*13:3
*14:3.25
*15:3.5
*16:3.75

あるいは、(16進数に慣れている人なら)

* 0:0
* 1:0.25
* 2:0.5
* 3:0.75
* 4:1
* 5:1.25
* 6:1.5
* 7:1.75
* 8:2
* 9:2.25
* a:2.5
* b:2.75
* c:3
* d:3.25
* e:3.5
* f:3.75

などと定義してやると、全角文字を使わずにテキスト譜面を書くことが出来ます。
(いずれも半角空白に注意)


………とここまで書いて、致命的なことに気がつきました!
何もノーツが配置されていないパネルを意味する「□」は全角文字ですね。

…しかし、実は、タイミングが定義されていない(全角文字)or(半角文字2つ)はすべて
「□」と同じ扱いを受けるようになっているため、実はこれもセーフなんです。

2列形式の場合


2列形式(#memo2)の場合は、リズム譜を以下のようにします。

//3連符(上の「タッタッ タタタ タン」の例(タッタッは8分、タタタは3連符))
□□□□  |@−A−|
□□□□  |B−C−D−| //ここが3連符(『|BCD|』でもOK)
@□□A  |E−−−|
BCDE  |−−−−|


//32分音符
□□□□  |−−−−|
@ABC  |@ABCDEFG| //ここが32分音符(『|』と『|』の間が1拍となるように再生される)
DEFG  |−−−−|
□□□□  |−−−−|
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